皆さんのお子さんは毎日快便で過ごしていますか?
卒乳をしたあたりから特に多くなって来る便秘の問題ですが、2歳児という事もあって薬に頼ることなく、自然な方法でお通じが欲しいと考えていると思います!
対処方法を間違えるとトイレに行く事を嫌がったり、トイレトレーニングにも影響が出てしまう事もあります
家庭で出来る方法なので病院に行く前にまず、今回紹介する方法を試してみては如何でしょうか
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便秘かどうかのチェックをしましょう
便秘とかんがえられるかどうかの目安は『週の半分便が出ていない』『便が5日以上出ていない』等のいかにもな状態はもちろん便秘です!
ですが近年の便秘の定義が変わり
便秘とは『排便に関連した生活での支障がある状態』をさす
このようにガイドラインが変わった事によって、便は毎日出ているのにもかかわらず実は便秘だったという、隠れ便秘の子供が多いです
具体的な例では次の様な状態があげられます
- 便は毎日出ているのにもかかわらず、便そのものが硬くて排便する時の痛みがある場合
- 排便時硬い便が原因で血が出る
このように便秘と聞けば便が出ない事の様に感じますが、便が毎日出ているからと言って便秘では無いとは限りません。大事なのは我が子の便の状態や排便時の様子がいつもと違いが無いかしっかりとチェックしておくことが大事になって来ます!
子供の便は毎日チェックしておきましょう
先程説明したようにたとえ便が毎日出ていても、便秘に該当してしまう場合があります(>_<)
毎日の便の状態をチェックして便秘気味かどうかを判断しましょう!
同時には排便時の子供の様子も良く観察しておくことで、我が子の体調の変化などにも気を配るようにすると便秘の発見が早くなります
便の状態をチェックしよう
今から紹介するような便の種類の場合は便秘の可能性が高く、対策が必要になってきますので、まずは我が子の便の状態をチェックしてみましょう!
- ウサギの様なコロコロした便が大半
- 少ない量の便が何度も漏れてしまう場合
- 細長い少量の便しか出ない
- 便は出るが1度の量が多すぎて、便器に詰まってしまうほどの便
特に多いのが1番のコロコロの便が出る場合で2歳児には多いので、よく観察してみましょう!
排便時の子供の様子をチェックしておこう
便の状態を観察するだけではなく、排便時の子供の様子も良く見ておきましょう!
- 便が硬く排便時に痛がる
- 排便が痛いものだと感じトイレを我慢してしまう
- お腹を触るとお腹がかなり張っている
特に子供は痛みを嫌います。排便時の痛みが原因でトイレ嫌いになってしまう子供も多いので、子供の表情や機嫌をよく観察してみて下さい!
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自宅で出来る便秘の解消方法
便が硬かったり腸の働きが鈍くて出にくい場合が多いので、適度な刺激を与えてあげる事が非常に有効です!
①のの字マッサージ
これは有名な方法なので試した方も多いかもしれません
やり方としてお腹に手を当ててひらがなの『の』を書くようにお腹をマッサージしてあげる方法です!
※のの字マッサージのコツとして体の下に向かって力を入れて、上に行くときは力を入れないようにしましょう。腸内の便を出口に向かって押し出すようなイメージでやると上手く行きます。ただし力の入れすぎは子供が嫌がるので絶対にやめましょう!
②綿棒を使ったかんちょう
この方法は肛門付近を刺激してあげる事で排便を促すものです
やり方はとっても簡単で綿棒の先にベビーオイルやワセリンなどを付けて、滑りを良くしておきます。その綿棒を肛門に入れて1~2分程度動かしてあげましょう!
※綿棒は入れすぎると痛みの原因になってしまうので注意しましょう。綿棒は1ミリ~2ミリ程度入れるくらいで構いません。また綿棒を動かす時に子供が嫌がる様ならば、無理に刺激するのはやめましょう!
子供が便秘になる原因は?
便秘解消にはまずは原因を探り、しっかりと対処しておくことが大切です
幼児期の便秘の代表的な原因はこちらですので、該当するか確認しましょう!
特に乳幼児期はミルクから離乳食、卒乳があったり栄養の取り方が年齢と共に変わります
こうした生活環境も深く関わってきますので、しっかりと覚えておきましょう!
トイレをするリズムがバラバラ
起床時間がまばらだとトイレの時間もまばらになります
腸は朝起きてから活発に活動し始めますので、起床時間のリズムが決まってくれば腸が動き出すリズムが整います!
逆に規則正しい生活が出来ないと排便のリズムが崩れ、便秘の原因になってしまいます
水分不足や栄養が偏っている
便秘の原因で多いのが水分や栄養の偏りです!
特に乳幼児期は卒乳があり今まではミルクから水分補給が出来ていたのに、ミルクを飲む機会が無くなり水分不足気味な子供が多くなってしまいます
離乳食が始まって食べ物の変化があるので、栄養が偏る可能性もあります!
果物の積極的な取り入れや水分補給をしっかりとしていきましょう!
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便秘になりにくい生活を心がける
乳幼児期はどうしても生活の変化が大きい時期で食べ物もそうですが、トイレトレーニングも始まったりと、どうしても子供にストレスがかかってしまいます(>_<)
初めてのトイレトレーニングが上手く行かず、プレッシャーを感じてしまう子供も多いです!
以外かもしれませんがこうしたストレスから便秘になってしまう場合がありますので、注意しましょう!
便秘になりにくい生活を送るポイントは次の3つです!
①水分補給をしっかりとして食物繊維や乳酸菌などの、腸の働きを助ける食材を積極的に摂取する
②生活リズムを一定に保ち、リズムを崩さないようにする
③ストレスがかかる生活を避け、ストレスを溜めない生活を心がける
特にヨーグルトは手軽に乳酸菌を摂取する方法です!
しかも自宅で簡単に作る事も出来ますので、毎日の食事に取り入れましょう(^^)/
便秘がもたらす病気
便秘だから必ず病気になるとは言えませんが、長年の宿便が原因で病気になる可能性が十分考えられます!
有名な所では大腸がんがあります。宿便から出るガスが悪玉菌を増やしてしまい、善玉菌を減らしてしまいます
結果病気になりやすい体になってしまい、ひどくなるとがんなどの大病を患う可能性があります…
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まとめ
子供の便秘は子育てで特に多い悩みです!
食べ物や生活スタイルが変わる事で便秘になる子供が増える時期は、2歳児を境に増えてきます
乳幼児期は特に薬を使う事に抵抗があると思います
今回紹介した方法は腸を刺激したり乳酸菌の力を借りる等の、薬に頼らない方法です!
便秘が続くと体の不調や病気の原因になる事だって十分考えられます!
便秘にならないような生活を心がけ、日々過ごして行きましょう
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