大学受験の際に必要な書類に、【調査書】があります!
初めて大学受験をする場合、調査書は学校が準備してくれるのですが、浪人生の場合はいったいどうやって準備をしたら良いのか、正直よく分からないのではありませんか?
この記事では
- 浪人生が調査書を手に入れる方法!
- 調査書を発行してもらう時の注意点!
- 調査書を発行してもらうのに担任に会わないといけないの?
- 調査書に発行期限はあるの?
- 調査書を発行してもらうまでの目安を知りたい
こういった疑問に答えていきます!
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- 浪人生はどうやって調査書を入手すれば良いのか
- そもそも調査書には何が書かれているの?
- 申請をスムーズに進めるために大切な事
- 調査書を発行してもらう時の注意点
- 調査書をもらうのに担任に会わないといけないの?
- 学校によって違いがあるのでまずはHPで確認をしよう
- 浪人生が合格祈願にやってみて欲しい事
- まとめ
浪人生はどうやって調査書を入手すれば良いのか
大学入試に必要な調査書は、現役の高校生であれば学校が準備してくれるため、困る事はありません
ですが浪人生の場合はそうもいかず、自分で準備しないといけません!
浪人生が調査書を入手する方法は3つあって
- 高校に自ら足を運んで調査書を発行してもらう
- ネット経由で調査書の申請をする
- 郵送で調査書の申請をする
となります
浪人生は、主にこの3つの方法で調査書を入手しないと、大学受験を受ける事が出来ません!
※ほとんどの学校は直接出向けば調査書の申請が出来るのですが、ネットや郵送などの申請方法が限られている学校もありますので、注意が必要です!
①高校に直接行って調査書の申請をする
確実な方法としては学校に直接足を運び、調査書を申請するやり方が一般的です!
この方法は多くの高校取り入れられている方法なので、確実性が高いですね
学校で調査書を発行してもらう大まかな流れは、このようになっています
①高校の窓口で調査書の発行に関わる申請書を提出する
↓
②調査書発行に関わる手数料をその場で収める(学校によっては後日でも可のところあり)
↓
③調査書が出来たら、もう一度高校に行って書類を受けとる
というのが、大まかな流れとなっています!
当日に調査書を発行してもらう事は難しいため、何日かしたら再度学校に行かないといけないので、あらかじめ余裕を持って申請をした方が良いですね!
②ネットで調査書発行の申請をする
※学校によっては、ネットでの申請を全く受け付けていない所もあるので、注意が必要です!
私立の高校では、ネットでの申請を受け付けているところもあると言われていますが、調べてみると、受け付けている学校は正直少ないようです
ネットでの申請が可能であれば、自宅に居ながら申請が出来るため、とても便利な方法ではありますが、必ず申請が出来る訳では無いという事を覚えておきましょう!
ネットでの申請が可能かどうかは、学校のHPを見て確認するか、直接電話で確認をしてみると確実ですよ
③郵送で調査書の申請をする
全部の高校が対応してくれる訳ではありませんが、郵送で調査書の申請をする事が出来ます
こちらの方法も、高校に直接確認してみる事をおすすめします!
郵送での申請が可能なら、学校に出向く必要が無いので、勉強にしっかりと時間を使う事が出来ますね
そもそも調査書には何が書かれているの?
大学受験に必要な調査書には、受験者の高校生活での【学力】【生活態度や行動状況】【健康状態】が記されていることが多いようです!
簡単に言うと、受験者は高校生活でどんな成績だったのか、学校生活でどんな活動をしていたのか(部活動や委員会活動など)、健康状態はどうかが書かれている書類と言う訳ですね
大学側は受験者がどんな人物か分からないので、どんな人物かを知るための大事な書類と言う訳です!
高校受験に欠かせない、内申点の様な位置づけと考えると分かりやすいですかね
センター試験があるのだから、『学力以外はそれほど必要ないんじゃないの?』と思うかもしれませんが、実はそうではありません
何でかと言うと、自分が試験官になったつもりで考えてみましょう!
学力が同じくらいの人が10人いたとして、そのうちの半分しか合格出来ないとしましょう
- 10人中5人は、学業以外にも様々な活動をしている
- 残りの半分は、素行が悪い
これを見たら、誰だって素行が悪い5人を不合格にすると思いませんか?
このように、一般入試で点数がボーダーラインにある場合は特に、調査書に書かれている内容が合否を左右してしまうんですね!
具体的に言うと
- 高校時代の学力
- 学生時代の行動歴((部活動やボランティア活動など)
- どんな資格を取得しているのか(英検などの検定類)
- どんな人物なのか(積極的にリーダーシップを取るタイプなど)
こういった事が書いてあると言われています!
まるで履歴書みたいですが、大学受験にとって大事な書類だという事は間違いないでしょう!
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申請をスムーズに進めるために大切な事
調査書の申請をスムーズに進めるために、あらかじめ確認しておきたい事が、6つあります
申請がスムーズにいかないと、申請に余計に時間がかかってしまうだけでなく、勉強の時間が削られてしまうので、気を付けましょう!
また浪人をしている事で、『調査書をもらうためとは言え、あまり高校に行きたくないなぁ…』と感じる事もあると思います
むしろこういった人の方が多いんじゃないですかね
そんな状況の中で何度も高校に足を運ぶのって、はっきり言ってしんどくないですか?
そんな事にならないように、今から紹介する6つの事を申請の前にしっかりと確認しておきましょう!
- 氏名
- あなたが卒業した年月日(西暦でも分かるようにしておいた方が良い)
- 調査書が必要な理由
- 申請してから発行までどのくらいの日数が必要なのか
- 調査書を発行してもらう時の発行手数料はいくらなのか?
- 調査書は何枚必要なのか(志望校1校につき1枚の調査書が必要なので)
この6つの事をあらかじめ確認しておくと、申請がとってもスムーズに行きます!
高校に直接行って申請する場合も、ネットや郵送を利用して申請する場合でも、上記の6つの事を確認したうえで申請する様にしてみましょう!
調査書を発行してもらう時の注意点
他人がなりすますなどの理由が無い限り、調査書は高校側に頼めば発行してもらえます!
ですが、調査書を発行してもらう前に気を付けておきたいポイントがありますので、一緒に見て行きましょう!
1)調査書の申請は余裕を持って行う
調査書の申請は、出願時期の2ヵ月前までには申請をしておいた方が良いです!
ほとんどの高校では、調査書を発行するまでに時間がかかってしまいます
その日のうちに書類を発行してくれるのは、はっきり言って稀ですからね!
それに大学側に願書を出願する時期は、どの浪人生でも同じ場合が多いです
このため、同時期に浪人生が学校に申し込みをするので、調査書の発行に時間がかかってしまう可能性がありますので、申請は余裕を持ってやらないといけません
※混雑時には、申請後1月以上かかってやっと調査書が発行された例もありますので、出願の2ヵ月前には申請を済ませておくと、安心でしょう!
分かりやすい目安としては、私立の大学入試は年が明けた1月あたりに出願する事が多いです
この場合は余裕を持って申請をするためにも、12月の初めには申請を済ませておきましょう!
同じように国公立の大学の2次試験は、2月に出願する事になるため、12月の末には調査書の申請をしておくのがベストな時期です
滑り止めに私立大学を受ける可能性がある場合でも、12月の最初には高校に調査書発行の申請をしておく事で、慌てることなく申請書を受けとる事が出来ますよ!
これらの例をまとめると、私立でも国公立の大学でも、12月の上旬から中旬までに高校側に調査書の申請をしておくと、時間に余裕があるので安心できますね!
2)調査書では無く卒業証書が必要な場合があるので間違わない様にする
人によっては、大学入試センター試験を使って受験する場合もあるかと思います!
間違いやすい所なのですが、大学入試センター試験では調査書が必要ないんです!
周りから、調査書が必要だと聞かされることが多いでしょうから誤解しやすいですが、センター試験の出願資格として調査書は使えませんので注意しましょうね!
ただしセンター試験には調査書が必要が無いと思って、安心するのはちょっと早いですよ
センター試験後に開催される私立の一般入試や、国公立の2次試験には調査書が必要なので、間違えない様にしないといけません!
せっかく1年間受験の為に頑張って来たのに、書類の準備ミスによってもう1年浪人なんて、悔やんでも悔やみきれませんから!
ちょっとしたミスで大きな失敗にならないように、その都度何が必要で何が必要ないのか、しっかりと確認しておかないと痛い目を見るので、特に注意が必要だという事を覚えておきましょう!
2)中身が身になっても絶対に封を切らない
驚く事に、せっかく発行してもらった調査書の封を切ってしまう人がいます
中には、【親が間違ってしまって封を切ってしまった…】なんて事もあるようです…
調査書は1度でも封を切ってしまうと、正式な書類として使う事が出来ませんので、注意しないといけません
確かにどんな事が書いてあるか興味があるのは分かりますが、大事な書類なので封を切らずしっかりと保管しておきましょう
仮に封を切ってしまった場合は、再度発行の申請をしないといけませんし、なぜ封を切ってしまったのか、変に勘繰られてしまうかもしれません
変な誤解を生まない為にも、絶対に調査書の封は切ってはいけません!
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調査書をもらうのに担任に会わないといけないの?
浪人生が調査書申請で学校に足を運ぶ場合、こんな事を思うんじゃないですか?
- 浪人しているから、出来るだけ先生には会いたくないんだよなぁ…
- 知っている先生には会いづらいんだよね…
- 浪人しているからなんか決まずいなぁ…
こんな風に思うのは当然ですよね
でも必ずしも担任に会わないと調査書をもらえないかと言うと、実際はそうでは無いので安心してして下さいね!
中には担任と会って調査書をもらったなんて言う人いますが、必ずそうではありませんから
個人的な感想として、公立の大半では窓口での対応だけで申請から発行までが出来ますので、担任と会う機会は多くない気がします!
ただし私立の場合は、担任を通してと言われる事も少なからずあるようです
担任と顔を合わせる⇒申請⇒発行と言う流れがあるようなので、前もって学校に確認を取っておいた方が気まずい思いをしなくても良いかもしれません!
書類の発行には期限がある場合もある
高校によって違いがあるので一概にはいえませんが、書類の発行に期限を設定している高校もあるという事を覚えておきましょう!
期限を設けている高校では、5年をメドにして書類の発行期限としている場合があります
主に期限を設けている書類で多いのは、成績証明書がダントツで多いように思います
成績証明書などの様に、発行期限を設けている書類がある一方で、卒業証明書は発行期限を設けていない場合が多いので、学校に直接確認してみましょう!
調査書発行に必要な大まかな目安
次に調査書を発行してもらうのに必要な時間の目安と、発行に必要な手数料を見て行きましょう!
何度も足を運ばなくても良いように、準備しておかないといけない物は、事前に把握しておきましょうね
調査書発行に必要な目安
申請が重なる時期を除けば、平均でおよそ1週間~2週間で発行してもらえる場合が多いようです
早くても2週間くらいかかる訳ですから、【調査書の申請は余裕を持って行う】の所で説明したように、12月の最初か中旬には申請を行う事をおすすめします!
申請で高校に直接足を運んだとしても、1度ですべての書類がもらえるとは限りませんので、余裕を持って計画的に申請をして行きましょう!
調査書発行の手数料の目安
調査書の発行手数料の目安は500円前後が一般的なようです!
高校によって違いはありますが、200円~500円程度必要な所が多く、高い所では600円~800円程必要な所もあるようです
1通ごとに発行手数料が必要になりますので、複数の大学を受験する予定ならば、発行してもらう枚数分の手数料が必要という事を、しっかりと覚えておいて下さいね!
学校によって違いがあるのでまずはHPで確認をしよう
今回紹介した方法はあくまでも一般的な方法なので、全部の学校に当てはまるとは限りません!
学校によって対応が違うのは正直仕方がありません
ですので疑問があれば学校のHPを見て調べたり、直接電話で問い合わせをしてみる事をおすすめします!
って言うより、まずは学校側に直接聞いてみた方が間違いないですからね
正直言うと、疑問があれば直接聞いた方が手っ取り早いんで、自分で勝手に決めつけないで、電話してみた方が良いかもしれませんよ!
- 分からない事は、学校のHPを確認してみる
- それでも分からない事は、学校に電話して直接聞いてみる
この流れで行けば間違いないでしょう!
浪人生が合格祈願にやってみて欲しい事
あなたは1年を通して、みっちり勉強をしていることでしょう!
遊ぶ時間を削りたくさんの誘惑に負けず、一生懸命勉強をしていると思います
それでも浪人生にとって、合格の発表を見るまでは安心できないのでは無いですか?
そんな時は、自分の力を信じる事+αの事をしてみる事をおすすめします!
それは【護符】というお札を使って、合格祈願をするやり方です
ちなみに護符と言うものになじみが無い方は、まずはこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓ ↓
護符はお守りの様に持ち歩くものや、部屋に飾っておくタイプの物など、結構な種類があるんです!
もし護符を部屋に飾る場合、正しい飾り方がありますので、是非参考にしてみて下さい!
↓ ↓ ↓ ↓
1年間頑張ってそれでも心配な時は、やっぱり神頼みしかありませんよね!
勉強はもちろんですが、それ以外でも出来る事があるならば、何でもやってみるしかありませんよ
ありきたりな学業のお守りも良いですが、今年は一風変わった護符を使って、合格祈願をしてみたら如何ですか?
まとめ
大学受験には、必ずと言っていいほど調査書が必要です!
現役の学生であればそれほど気にする必要が無い書類ですが、浪人生の場合は自分で準備をしないといけない為、思いのほか面倒な作業となってしまいます
ただでさえ勉強に大半の時間を使っている浪人生ですので、余計な事に気を揉むのは本意では無いはずですよね!
特に気を付けたいのは、調査書の発行に時間がかかってしまうので、余裕を持って申請をしないといけない点です
受験間近は特に時間が限られるので、遅くとも12月の中旬には申請を済ませておきましょう!
今回紹介したポイントを覚えておけば、調査書の申請をスムーズには運ぶことが出来ますので、是非参考にしてみて下さいね!
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