子供が不登校なのにPTAの役員にさせられてしまった。
子供が学校に行っていないのに、親だけがPTAの活動に行くのはちょっと気が引けますよね?
ただでさえPTAに入りたくないのに、半ば強引にPTAに入らされたり、断れない雰囲気も相まって、泣く泣くPTAに参加しなければいけないのは、かなりのストレスになるはずです。
- 今からでもPTAを脱退できないかな...
- そもそもPTAって退会できるものなの?
- 退会を申し込んだら子供の立場が悪くなるのかな?
- PTA活動で学校に行きたくない...
あなたは今現在、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
特に、PTAの役員やPTA活動に参加する事は、親にとってかなりの負担になりますし、頭が痛い問題です!
この記事では、不登校の子を持つ親がPTAに入った時に役立つ、PTAを退会する方法を紹介していきます。
私自身、子供が2年生と4年生の時に役員を経験したことがあり、その時感じた事も織り交ぜて記事を書いています。
周りに角が立たないような断り方や、退会後のPTAとの関わり方を詳しく解説していきますので、参考にしてみて下さい!
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そもそもPTAを退会する事はできるの?
PTAに参加させられると、半ば強制的に役員に選出されたり、何かしらの協力を求められると思います。
そもそもPTAを退会できるかどうか、あまり聞いた事がありませんよね?
結論から言うと、PTAは退会する事が可能です!
そもそもPTAは任意の団体であって、強制的に参加させる事は出来ません。
任意の団体なのに、必ず参加をしないといけなかったり、子供が在学中にPTA活動に参加しないといけない義務はありません。
一度PTAに参加を了承したとしても、適切な理由があったり、事情が変わった場合などであれば、退会する事が出来ますので安心して下さい。
PTAを退会するには事前の準備が不可欠
不登校の子供を持つ保護者がPTAを退会する場合、事前の情報収集が大切で、断りを入れる場合は特に重要です。
先程説明した様に、PTAを断る事は可能ではありますが、人によって退会したい事情や状況が異なります。人によって対応が異なるので、事前準備は欠かせません。一方的に退会の意志を伝えても、それだと角が立ってしまうだけで上手くはいきません。
例えPTAを退会できたとしても、学校や他の保護者との関係性が悪くなってしまっては、意味が無いので注意しましょう。
PTAを辞めても、学校や他の保護者と良好な関係を関係を維持する必要がありますので、慎重に行動していかないといけません。
特に、以下の3つをポイントに絞って情報収集しておく事で、退会の意志をスムーズに伝える事が可能ですので覚えておきましょう!
①あなたが所属しているPTAには規約があるか確認しておく
➁退会の意志を誰に伝えるか決めておく
③子供が不登校だという事をPTA会長に伝えるかを決めておく
では詳しく見て行きましょう!
①あなたが所属しているPTAには規約があるか確認しておく
まずはあなたが所属しているPTAには規約があるのかどうか、調べておく必要があります。
学校によっては規約がある場合もありますし、無い場合もあります。規約があるかどうか分からない時は、学校に確認を取れば教えてくれますので、事前に確認しておきましょう。
規約の中には、役員を辞める時の決まり事や、退会する際の条件などが記載されている場合がありますので、内容を良く確認しておかないと後々トラブルの元になりますので、注意が必要です。
規約があり退会に対する記述があるのであれば、その内容に沿って退会の意思を伝える用意をしていきます。内容をしっかりと理解できたなら、どのような流れで進めるのかの道しるべができるはずです。
➁退会の意志を誰に伝えるか決めておく
退会の意思が固まったなら、まずは誰に相談をするのか順番を決めておくと、スムーズに話が進みます。
まずはお子さんの担任の先生に、PTAを退会したいことを伝えるといいです。担任の先生であれば、あなたのお子さんが不登校なのも理解していますし、事情を理解しやすい立場にいるからです。担任の先生を通じで、教頭先生などの上の立場の先生に話を通してもらうと良いでしょう。
その後、PTAの代表者に取りつないでもらう流れで行くと、スムーズに話が進みますし、無駄な労力をかけなくてもいいので、効果的です。
決定権がない人に話を持って行っても構いませんが
「○○さんに確認してみますのでちょっと待ってください」
「私では判断できないので他の人に話したほうがいい」
と言われるケースが多く、結局たらいまわしにされやすいので、お勧めできません。
できるだけ決定権がある人に話を通し、退会をしたい旨を伝えるようにしましょう。
この場合も、一方的にあなたの希望を伝えるのではなく、PTA活動の重要性を理解しつつも、今の現状では役員を務めるのは難しい状況にある事を、しっかりと伝えるようにしましょう。
PTAがあるからこそ、子供が学校行事などを円滑に進めることができるのは理解しているが、やむにやまれない事情があり、役員を務めることが困難な状況にある。こういったスタンスを取っていけば、周りに角が立たずあなたの立場も守られるでしょう。
③子供が不登校をPTA会長に伝えるかを決めておく
子供の不登校を周囲の人間に伝えるかどうかは非常に重要で、PTA退会に向けて大切なポイントです。
できるだけ、退会の理由は具体的な方が相手に事情を理解してもらいやすく、可能な限り詳しい事情を話すのが基本です。ですがあまりよく知らない人に、家庭の内情を知られたくない思いませんか?
いくらPTAの会長とはいえ、あなたと馬が合わない人かもしれませんし、そこまで関係性が構築されていない場合も多いと思うんです。
退会の意思を通すためにも、嫌だけど家庭の事情をしっかりと話すのか、それとも話さないで退会を進めるのか、最初に決めておいたほうが、話の進め方の方向性が決まってきます。
私の友人に、子供が不登校でPTAの役員に選出された人がいます。その友人はPTAの役員を辞めたい旨を教頭先生に相談したところ「息子さんが学校に通っていない事実を会長さんに話されますか?」と聞かれたそうです。
というのも、役員さんの中には具体的な事情も分からないのに、【一方的に退会したいのはちょっと違う】という考えを持っている人もいるからだそうです。
私の友人は
「正直に言うと、家庭の事情をあまり詮索はされたくないし、子供のためにも周囲の保護者の方に、我が子の不登校を話したくはありません。
ですが、具体的な理由がわからないことで、会長さんがどうしても納得できないのであれば、仕方がありません。その場合はお話してもらって構いません。
お願いできる立場ではありませんが、その場合はむやみに色々な人に口外しないよう、教頭先生方から会長さんにお願いしてもらえませんか?
後で言った言わないで揉めるのも嫌なので、出来れば書面に残していただけると助かります」
と教頭先生に頼んだそうなんです。
お願いに対して教頭先生は
「○○さんのお気持ちは良く分かりました。でしたら無理に話すのはやめて、諸事情によて退会の意思があることを伝えます。直接話しずらい面もあるかと思いますので、私の方からPTAの会長さんにお伺いを立ててみますので、安心してください」
と言ってくれたそうです。
こうした対応を学校側が取ってくれたおかげで、友人は子供の不登校を話す事無く、PTAを退会できたそうです。
友人曰く、周囲の人に必要以上にお世話を焼かれるのも嫌だったし、あまり知らない人に家庭環境を詮索される必要がなかったから、とっても気が楽だったと話していました。
人によっては、そっとしておいて欲しいと考える人もいるかと思います。そんな場合は今回のケースの様に、1度教頭先生に相談してみると、うまく話をしてくれる場合もありますので、参考にしてみてください!
断りを入れる場合に使いやすい具体的な例文
PTAを退会する大まかな流れが分かってもらえたと思いますので、次は具体的な伝え方を例文を交えて紹介していきます。
出来るだけ皆が納得してもらえるように、特別な事情があることを相手に理解してもらう必要がありますので、一緒に考えていきましょう。
できるだけ不登校の事実を話さない方向での文面を紹介していきますので、参考にしてみてください!
具体的な理由として挙げやすいのは次の4つですので、あなたが一番伝えやすい理由をピックアップしてください。
①仕事が忙しくPTA活動との両立が難しい
②健康上の不安を理由にする
③介護などの家庭の事情を理由にする
④兄弟が通っている他の学年や学校ですでに役員になっている
これらの理由を、さらに具体的な文面にしていきます。
①仕事が忙しくPTA活動との両立が難しい
多くの人は仕事の忙しさを理由に、PTAの役員を断っています。
例えば
- 「仕事で帰りが遅く、役員の会議に出席できないので、他の出席されている人に迷惑をかけてしまいますので、辞退させてください」
- 「役員として通学路での交通安全運動に参加したいが、出勤時間と重なってしまい参加できない。子供の安全を考えると、定期的に出席できる方が役員になった方が子供のためになる」
- 「シフトや休日が不定期で、他の役員の方と密な連携が取れない。このまま役員を続けても皆さんのお役に立てないので、今回は辞退させていただきたい」
PTA活動の必要性や重要性は十分理解しているが、仕事が忙しく参加が困難で、ほかの方に迷惑をかけてしまうからという事を理由にすれば、参加の意思はあるものの、どうしても参加できない理由を相手に伝えることが可能です。
職業上の制約で致し方がない事を理由にしてしまうのも、断りを入れる理由の1つとなりえますので、覚えておきましょう。
②健康上の不安を理由にする
あなた自身の健康状態を理由にして、断りを入れることも可能です。
- 「体の不調があり、定期的な通院が必要な状態です。様々な活動や準備のお手伝いをしたいとは思いますが、必ず参加できる保証がなく迷惑をかけてしまうから」
- 「体の調子が悪くなり、仕事を休職している状態です。今は静養期間が必要と医者に言われていますので、役員活動を行うことができず申し訳ありません」
- 「体の不調を抱えていて、皆さんが当たり前に取れる行動がとれず、PTA活動に支障をきたしてしまうので辞退したい」
仕事を理由にした時と同じように、参加の意思はあるけれど、体の不調があり参加が困難だということを伝えるようにしましょう。
健康状態を理由に辞退を申し込んでいる人に対して、無理に役員を続けさせる人は少ないでしょう!
③介護などの家庭の事情を理由にする
親の介護や自宅を離れられない事情を理由にして、辞退を申し込むことも可能です。
- 「親の介護が必要になり、PTA活動に割く時間が取れないため辞退したい」
- 「近くに住んでいる兄弟の世話をしないといけないことになってしまい、役員としての活動をこなず時間を作れない」
- 「家族で介護が必要な人が出てしまい、家を離れることができない。この状態では役員の仕事をこなせないので、辞退させてほしい」
近年は、介護の必要性や大変を理解してくれる社会になってきました。介護を理由に役員を続けることが難しい事情は、周囲の保護者にも理解してもらいやすいので、断りを入れる際に有効です。
④兄弟が通っている他の学年や学校ですでに役員になっている
兄弟が他の学年にいたり、ほかの学校に通っていて、そちらですでに役員になっている場合、断りを入れやすい事情の1つになりえます。
- 「すでに他の学校で役員になっっており、こちらの学校での活動に参加する時間が取れない」
- 「ほかの学年ですでに役員になっているので、両立させるのは難しいので辞退させて欲しい」
- 「運動会のように全員参加の行事の場合、他の学年にまたがって役員をやるのは手が回らず、結果として円滑な行動がとれないので、他の人がやったほうがスムーズに活動できるのではないか」
特に同じ学校で他学年に兄弟がいる場合、役員をやっている人を兼務させるのは皆さん気が引けるはずです。それであれば、『まだ役員を経験していない人を選びましょう』となりやすいので、すでに役員になっている方は、除外または退会の意思が通りやすいでしょう。
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対話が難しい時の対処法
PTAを退会する場合、教頭先生やPTA会長と連絡を取って相談するのが一番なのですが、お互いのタイミングが合わなかったり、直接会って相談することが困難なケースがあるかと思います。
そんな場合は、書面にて退会の意思を伝えると効果的なのでお勧めです。
本来であれば直接話をして、事情を説明するべきなのですが、書面を通して話を進めるメリットもあるんです。
メールなどの場合は記録が残るため、後で言った言わないで揉める心配がありません。お互いの誤解をなくすためにも、記録として残しておくことも必要なことなんです。
この際も、内容は分かりやすくまとめ、どうしてPTAを退会しないといけないか、丁寧に説明する文章を作成することを心がけましょう。
退会の意志を伝える場合、今のあなたの状況を誠実に伝えることがとても大切です。PTAの役員の中には、泣く泣く我慢をしながらやっている人が多いので、あなただけ特別扱いになってしまわないように、注意した文面を作成しないといけません。
退会の意思を伝える時にやってはいけない事
PTAは任意の団体のため、退会をすることは可能ですが、伝え方を間違うとあなたの立場が悪くなってしまい、学校や他の保護者の方との関わり方に悪影響を及ぼす可能性もありますので、注意しないといけません。
何度も言っているように、PTAの活動には理解を示しているけれど、役員を受けることができない事情を、他の保護者の皆さんに理解してもらわないといけません。
一方的に、役員をやれない理由があるから辞めますというのは筋が通らず、周囲の保護者の理解が得られませんので、絶対にやめましょう!
理解してもらうのが面倒だからって、退会の意思をごり押ししたって上手くいくはずがありません。
極端なことを言えば、【大した理由もないのに役員をやめるな】と考える人が一定数いるのも事実です。
中には
『面倒くさくてやりたくないからやめたんでしょ』
『あの人って自分勝手だよね』
『他の人だって我慢しているのに、あの人は何なの』
こういった感情を持つ人も必ずいます。
これでは、せっかくPTAを退会できたとしても、これからの学校生活を円滑に進めるなんて出来ません。
こうした事態になることを避けるためにも、あなたが役員を断る事で起こりうる事を謝罪しつつ、丁寧に対応していきましょう。
少なからず、学校や他の保護者に迷惑をかけてしまうのは代えがたい事実なので、そこを理解したうえで、誠実な対応を心がけてください。
役員を辞めてもこなせることは出来るだけ参加する
役員をやめたといっても、学校や他の保護者との関りを無くすことは絶対にやめましょう!
役員ではなくても、保護者が出来る役割はいくつかあって、その1つに児童の見守り活動があります。
通学路で、親御さんが交通安全の旗を持って、見守り活動をしているのを目にしたことがあるかと思いますが、こうした旗振り活動や交通安全の見守りには、出来るだけ参加したほうが良いです。
お子さんが不登校の場合、親がこうした活動に参加することは精神的負担となってしまいます。他の保護者の方と会いにくいのも分かりますが、少しでも学校の活動の手助けをしている姿勢は、他の保護者の方はしっかりと見ています。
こうした姿勢を見せておくことで、あなた自身に対する周囲の目が変わっていきますし、理解を得ることにつながっていきます。
我が子が学校に通えていないのに、他の子どもの見守りをすることに、複雑な思いを抱えてしまうかもしれませんが、子供を守ろうとする親の気持ちは、よその子供だろうが我が子だろうが違いはないはずです。
PTAを辞めても不利益は無い
私の友人を例に挙げてみても、PTAを退会したからと言って、特にこれと言って不利益はないと話していました。
PTA活動に参加しないからと言って、子供が卒業するまでの間で、誰からか陰口をたたかれたりすることもなく、普通に生活ができたそうです。
PTAに参加するのが当たり前という流れはまだまだあり、退会したら白い目で見られるのではないかという不安があるかと思います。
ですが、私の友人のように、PTAをやめても不利益なく生活できているケースもありますし、子供に悪影響が及んだ事も無かったそうなので、PTAを退会する事に気をもむ必要は無いので安心してください!
現代社会におけるPTAの問題点
親の立場からPTAを見てみると、いくつかの問題点があるように感じています。
個人的に感じる問題点としては、次の3点が大きいのではないかと思います。
1)PTAへの参加が暗黙の了解になってしまっていること
2)役員の個人情報が簡単に出回っていること
3)PTAは任意の団体だという認識が低いこと
PTAは子供の為に組織されている反面、本来守られるべき親の権利が守られていないのが問題なのではないでしょうか?
今あげた3点に的を絞って、PTAの問題点を一緒に探っていきましょう!
1)PTAへの参加が暗黙の了解になってしまっていること
この記事を読んでいただいているあなたの最初に疑問は
『PTAの役員は辞めることが可能かどうか』
だったはずです。
ということは、そもそもやめるという選択肢があるのかどうか、分からなかったはずですよね?なぜかというと、親はPTAに参加することは当たり前という暗黙の了解が昔からあり、今でも当たり前の事実として認識されているからです。
恥ずかしい話、私自身PTAを退会した友人から話を聞くまで、PTAを退会できる事を知りませんでしたし、参加することは当たり前だと思っていました。
PTAに参加するのが当たり前になりすぎて、疑問に思う機会が少なかったことが、問題の1つではないでしょうか?
不登校などの事情があれば、本来は考慮されるべき点なのに、今までみんなそうして来たからと言って、半強制的に参加しなければいけない風潮は、少しずつ変えていかなければいけないと考えております。
2)役員の個人情報が簡単に出回っていること
私自身、子供が小学2年生の時と4年生の時に、役員をした経験があります。
私の子供が通う学校では、ベルマーク委員という役職があり、委員をしていました。活動内容としては、食品の包装についているベルのマークを各家庭から持ち寄ってもらい、生徒が学校に持っていく。委員である私が紙に貼って応募するという流れです。
作業自体は簡単なため、比較的時間がとりづらい仕事ではありましたが、1年間こなすことが出来ました。
私の所属していたPTAでは、退任する役員が次期役員にお願いするまでが仕事だったんですが、誰を推薦したらいいのか、全く分かりませんでした。
そんな時、PTAの副会長が参考なればと見せてくれた資料の中に、学年の親の個人情報が普通に書かれていて驚いた経験があります。
- 【○○さんの家は専業主婦だから比較的時間が取れるタイプ】
- 【○○さんの家は経済的余裕がありそうだから、奥さんに頼みやすそう】
- 【比較的平日に時間が取れる家庭は、○○さんと○○さん】
のように記載がありとても驚いたのを覚えています。これだけ個人情報の流出問題が叫ばれている現代で、こんなにも堂々と個人情報を見るということに、違和感しかありませんでした。
役員をやるには、時間の融通が利く人にお願いしたほうが良いのは分かりますが、経済的余裕がありそうかどうかは、はっきり言って必要性がないものですし、正直下世話な話だと思いました。
このようにPTAだからと言って、他のご家庭の個人情報を簡単に共有できるのは、問題だと感じています。
3)PTAは任意の団体だという認識が低いこと
PTAはあくまでも任意の団体であるという事は、まだまだ浸透していないと思います。
2度PTAの役員を経験してみて、私の住んでいる地域は田舎のなので、特にそう感じています。
子供が在学しているのだから、PTAに入るのは当たり前という考えは、簡単に覆すことはできないかもしれませんが、現代は多様化の時代です。働き方や家庭の事情も様々で、みんなが思う当たり前は、誰かの当たり前ではありません。
PTAの活動を否定したい訳ではありませんし、PTAがあるからこそ様々な行事が円滑に進めていけているの事実です。
私自身も役員を2度経験してみて、PTAの活動に誇りを持っていましたし、そこは変わりません。個人的にはPTAという組織は、これからも必要な存在だと思っています。
ですが、あくまでも任意の団体であることを、私を含め今まで以上に理解していかなければいけないとも思います。
周囲の理解が進まないと、【あの家の人はいつも役員をやらない】などと、あらぬ誤解を招きかねません。
参加しないのではなく、したくても出来ない、やむにやまれぬ事情があって参加出来ないんだと、周囲が理解を示してくれるような社会になっていって欲しいと切に願っています。
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まとめ
今回の記事では、不登校を理由にPTAを退会することができるという話をさせてもらいました。
お子さんが不登校の場合、学校や周囲の保護者の方との関わり方も、今まで以上に気を遣う場面が多いかもしれません。
それは親にとって、必要以上に頭が痛い問題で、悩みが尽きないかもしれません。
ですが大丈夫です!
やり方さえ間違わなければ、PTAを退会することは誰しも可能ですから!
最後におさらいをしておきましょう。
任意の団体であるPTAは、参加するもしないも、あなたの自由です。
ましてや、不登校などの込み入った事情があれば、尚更です。
PTAに参加するかしないかは、親に与えられた正当な権利ですので、どうか安心してくださいね!
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