【水泳をする直前に食事をするのって、体に良く悪い】という事を聞いた事ってありませんか？
水泳は激しく動くスポーツなので、食事には特に気を付けないといけません！
食事は運動の前が良いのか？運動後が良いのか、食べる内容ももちろん大事ですが、食べる時間も同じくらい大切です
この記事では
- 水泳の直前に食事をするとなぜ危険なの？
- 水泳をするときに最適な食事のタイミングはいつ？
- 栄養補給に最適な食べ物は何？
- 栄養補給におススメなメニューを知りたい
こういった疑問に答えていきます！
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- 水泳の直前に食事するとなぜ危険なの？
- 水泳前の食事は何時間前までに食べれば良いの？
- 水泳の前にしっかり食べておきたい栄養素
- バランスの取れた食事を心がける
- 時間が無い時はバナナを1本食べてから泳ごう
- まとめ
水泳の直前に食事するとなぜ危険なの？
まずは結論から先に言いますが、水泳の直前に食事をする事はおすすめしません！
食後は食べ物を消化しようとするために、腸や胃にたくさんの血液が流れます
皆さんも経験があると思いますが、ご飯を食べた直後に走ると、お腹が痛くなったって事ありませんか？
あれって食べ物を消化しようと、お腹まわりに血液が集まっている中で、運動によってお腹付近の血管が圧迫されてしまうために、お腹が痛くなってしまうんですよね
その証拠に、他の場所は痛くならないですよね？
食後はお腹周りに血液が集まるのとは逆に、頭の方(脳)には血が流れにくくなっています
お腹が膨れると眠くなるのは、脳が軽い酸欠の状態だからです。脳の酸欠状態を改善しようとするので、あくびが出ると言う訳なんです！
食後すぐに水泳をすると、脳が酸欠の状態で泳ぐことになります
水泳は息継ぎまでの間、息を止めますよね？
ただでさえ脳が酸欠状態なんですから、息を止めると言う行為は、最悪失神する危険性があるんです
こういった理由があるので、食後すぐに水泳をするのはおすすめ出来ません！
水泳は幼少期の習い事でも人気が高く、東大生の多くが幼少期に水泳を習っていたデータもある位人気が高いスポーツです！
このように人気が高い水泳ですが、食後すぐの水泳は危険があるので、幼少期などで水泳を習わせるときは、特に注意が必要です！
↓ ↓ ↓ ↓
水泳前の食事は何時間前までに食べれば良いの？
水泳の様にハードな運動をする場合は、少なくとも1時間前には食事を済ませておくと良いでしょう！
もし可能ならば、2時間前に食事を済ませておくとベストです
水中は水圧がかかりますので、腹いっぱいに食べてしますとお腹に圧がかかり、消化不良をおこしてしまうので注意が必要です！
目安として、腹5分目～多くても腹8分目で食事する様にしましょう
『水泳直前の食事が危険なら、水泳の後に食べたらいいんじゃない』と考えがちですが、誤解が無いように言っておきます！
食後すぐに泳ぐのはおすすめしませんが、空腹のまま水泳をするのはもっとおすすめしません！
水泳は他の運動よりも消費カロリーが高いので、空腹のまま泳ぐと体の中がエネルギー不足になってしまうので、気を付けましょう！
空腹のまま泳ぐとどうなるのか
エネルギーの元になるのは、何といっても糖分です！
糖分はお米やパンに多く含まれているので、主食としても欠かせません
ですが、空腹時は糖質が不足している状態なため、不足している糖分の代わりに、タンパク質を分解してエネルギーにしてしまいます
このたんぱく質は、筋肉の元になる重要な成分なのですが、糖分の代わりに分解されてしまうと、筋肉を作ること難しくなってしまい、怪我をしやすくなってしまいますので注意しないといけません！
大事なポイントとして、水泳の1～2時間目にはエネルギーの元となる、糖分をしっかりと食べておく事が大事です
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水泳の前にしっかり食べておきたい栄養素
水泳の前に摂取しておきたい栄養素は、主に2つあります
①糖分
この2つは特に重要な栄養素なので、不足することなく食事から摂取しておきましょう
この2つが不足してしまうと怪我をしやすくなってしまったり、ダイエット効果があまり得られなかったりすることもあります
せっかく水泳をするのであれば、水泳で得られる効果を最大限生かしたいじゃないですか？
そうするためにも、食事面にも気を付けていきましょう！
①糖分
先程説明したように、エネルギーの元になる糖分をしっかりと摂取してから泳ぐようにしましょう！
糖質は大量に摂取しても体内に溜めておけないので、食事でその都度摂取していくしか方法がありません
お腹が空いてきた時って、糖分が体の中に少なくなった状態です
水泳の様なハードな動きには、糖分が欠かせません！
こちらが糖質を多く含む食品なので、参考にしてみて下さい
水泳の前には糖分を多く含む【バナナ】【おにぎり】を食べてから泳ぐと、糖分不足にならずに済むでしょう
②必須アミノ酸
筋肉を作るのに欠かせないのが【必須アミノ酸】です！
必須アミノ酸は食べ物からしか摂取する事が出来ないので、不足しがちな栄養素の1つですので、不足する事が無い様に下記の表を参考に、しっかりと摂取する様に心がけましょう
これらが必須アミノ酸を多く含む食品なので、積極的に食べる様にしましょう！
バランスの取れた食事を心がける
水泳前にはエネルギー不足にならないためにも、しっかりと食べておかないといけません！
ただ食べるだけでは無く、バランスの良い食事を心がけましょう
ここで言うバランスの良い食事とは
- 糖質
- タンパク質・必須アミノ酸・脂質
- ミネラルや各種ビタミン類
この3つを上手組み合わせて食べる事です！
エネルギーの元になる糖質、筋肉の元になるたんぱく質、体の調子を整えてくれるビタミン類を上手に組み合わせる事が出来れば、バランスの取れた食事をとる事が出来ます！
水泳前の食事で気を付けたい事
水泳前の1～2時間前には、食事を済ませておくようにしましょう！
満腹状態での水泳は、記事の冒頭で説明したような危険がありますので、避けて下さい
また消化の悪い物は避ける事も大切です！
例えば唐辛子などの、刺激が強い食べ物も消化が悪いので、たくさん食べない方が良いですよ
さらに言うと、揚げ物や油をたくさん使った料理は、消化に時間がかかってしまうので、なるべくなら避けた方が良いです
どうしても食べたいのであれば、油で揚げた物よりも、油が控えめな調理方法のメニューを選ぶようにすると良いですね！
気を付けたいポイントをまとめると、こうなります
- 水泳の1～2時間前には食事を済ませておく
- 多くても腹8分目に留めておく
- トウガラシや揚げ物など、消化の悪い物は出来るだけ避ける
となりますので、覚えておきましょう！
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時間が無い時はバナナを1本食べてから泳ごう
水泳中にエネルギーが不足しないように、糖分を多く含む【バナナ】を上手に取り入れましょう！
特にバナナは糖分がたくさん含まれているだけでは無く、消化が非常に良いので必ず取り入れたいですね
30分前位にしか食事を取れない場合などは、バナナを1本食べてから泳ぐと良いですので、時間が無い時は試してみて下さい！
さらに果汁100％のジュースを一緒に飲む事で、時間が無い時でも最低限の栄養補給が出来ますので、【バナナ】【果汁100％ジュース】を組み合わせて、食べる様にすると良いでしょう
たとえ時間が無くても、この2つならば短時間で食べる事が出来ますので試してみて下さい！
水泳前におすすめなメニュー
水泳前には、消化が良く糖分をしっかりと摂取できる食事が必要です！
ここでは糖分・タンパク質・ビタミンがしっかりと摂取できる、そんなメニューを紹介しますので、是非参考にしてみて下さい！
１煮込みうどん
うどんは消化も良く、糖分をしっかりと取ることができる為、外すことが出来ないメニューとなっています！
消化が良いので、風邪をひいた時や調子の悪い時の定番メニューでもありますよね？
シンプルな素うどんも良いのですが、うどんの具として豚肉や野菜を入れた煮込みうどんがおすすめです
豚肉のタンパク質と野菜のビタミン類が一品で摂取できるため、水泳前の食事にぴったりです！
水泳をすると体が冷えてしまいますが、温かいうどんならば冷えにも最適なので、野菜と豚肉をたっぷり入れたうどんを食べてみて下さい！
仕上げにごま油を入れると、良質な油も摂取出来ますので、お好みでどうぞ！
２親子丼
しっかりと腹持ちするのが親子丼です！
比較的時間に余裕がある場合に、おすすめなメニューとなっています
必須アミノ酸である卵と鶏肉がしっかりと摂取出来ますし、糖分も同時に摂取出来るので、水泳前にはもってこいです！
もし可能であれば、鶏肉も胸とももの両方の部位を入れる事が出来ると、尚良いですね
さらに言うとのりは消化が悪いので、親子丼の上にのりを乗せずに食べる事が可能ならば、なるべく乗せずに食べましょう
親子丼はお肉が比較的多く入っているので、消化を助けるためにもしっかりとよく噛んで、食事する事も忘れないようにしましょう！
３バナナのシフォンケーキ
比較的時間が無い時でも、おすすめなのがバナナのシフォンケーキです！
バナナは消化が良く腹持ちも良い為、水泳の様なハードなスポーツ前の食事に最適です
バナナには糖質がたくさん含まれているので、水泳中にエネルギー不足になるのを防いでくれますよ！
シフォンケーキじゃないといけない訳では無く、バナナが入った食べ物なら構いません
バナナが入ったパンでも良いですし、バナナが入ったドリンクを飲むだけでも構いませんので、自分の好みに合わせて選ぶようにすると良いでしょう！
まとめ
水泳はハードなので、食事をしっかりと取ることが重要です
ですが、水泳直前の食事は失神などのリスクがあり、はっきり言ってお勧めしません！
出来れば、水泳開始1～2時間前までに食べ終わる事が大事なので、泳ぎ始める時間を逆算して食事を取りましょう！
誤解しやすいのが、食後に泳ぐのがいけないなら、食事をしないで泳ごうと考えてしまう事です
食後すぐの水泳と同様に、空腹のままで泳ぐとエネルギー不足を起こしてしまいますし、怪我をする可能性が高くなってしまいますので注意して下さい
そうしたことが無いように、食事はしっかりと取ってから泳ぐ様にしましょう！
この記事で紹介したメニューを参考にして、水泳でエネルギー不足にならないように備えましょう！
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